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Sony CLIE NX73V で 日本通信の b-mobile hours (bモバイル・アワーズ)2006年モデルを使ってみたので報告。
bモバイル・アワーズ詳細仕様のページでは対応 OS に Palm OS は入っておらず、bモバイルBMS12C-J 動作確認機種一覧のページにも CLIE は入っていないので、一見 CLIE では使えないようである。しかし、セイコーインスツルの製品情報のページからダウンロードのページに入ると、CLIE NX73/80V 向けのドライバがある。そこからダウンロードして、通常の Palmware と同じようにインストールする。
HotSync でインストールしたらリセットを要求するダイアログが出るので、画面上のボタンでリセットする。メモリカード経由の場合は本体横のリセットボタンでリセットする。
リセット後、正常にインストールされていれば、PHS カードを挿入した状態で CF Utility を起動すると、「PHS AH-S405C」として認識される。

メディア情報のデバイスの詳細では、カードから名称が取得されて「PHS BMS12C-J」として認識される。

環境設定の「接続」を開くと、使用できる設定に、ドライバによって「PHSカード(D)」が追加されている。「PHSカード(D)」を選択した状態で「編集…」ボタンを押し、ダイアログで媒体に AH-S405C が選択されていることを確認する。
環境設定の「ネットワーク」で「サービス:」の右のテキストエリアに適当なサービス名(何でもいい)を入れる。ユーザ名・パスワードと電話番号は、商品に入っている案内の指示に従う。「接続:」に「PHSカード(D)」を選択する。基本的な設定はこれだけ。
設定が終ったら画面下の「接続」ボタンで接続してみる。普段は Web ブラウザやメーラの自動接続機能を使えばいい。HotSwitchのような接続切り替えアプリも便利。
b-mobile では Web ブラウザに b-mobile 専用のデータ圧縮サーバ(Web アクセラレーター)をプロキシサーバとして設定することで、Web 閲覧に関わる処理を高速化できる。これには「Marion(中速)」「Michelle(高速)」「Ian(さらに高速)」の三種類がある。Web アクセラレーターを使用すると、HTML/XML のテキストデータの圧縮(余分な空白文字の削除など)や JPG/GIF 画像の圧縮が行われ、体感速度が上がるが、その代わり画像は粗くなる。
Web ブラウザに Xiino を使っている場合は、Xiino の設定画面で画質を「プレビュー」にすると、Xiino 専用の画像表示用プロキシサーバで画像を圧縮してくれるので、b-mobile の Web アクセラレーターを使う必要はない。Xiino のこの機能が便利なのは、よく見たい画像があるページでだけ、「画像をロード」する機能で、圧縮しない画像を受信できることだ。
NetFront の場合は設定画面の2ページ目で「プロキシを使用する」にチェックを付け、アドレスとポートのテキストエリアに b-mobile の説明書に記載の URL とポート番号を記入する。
NetFront を使い、BNR スピードテスト(画像読み込み版)で通信速度を計測してみた。地域は、北海道中標津町。日時は2006年8月27日、午後21時台。一回計測するたびに一時ファイルを削除した。
まずは比較用に、無線 LAN 経由・うちの ADSL 回線で計測。

最高データ転送速度は 360.24kbps(45.03kB/sec)、平均データ転送速度は 347.39kbps(43.42kB/sec)、転送時間は 10.250秒という結果。
次に、b-mobile から Web アクセラレーターなしでの転送速度。

最高データ転送速度は74.33kbps(9.29kB/sec)、平均データ転送速度は 63.24kbps(7.90kB/sec)、転送時間は57.130秒。
次は Web アクセラレーター「Marion(中速)」使用。

最高データ転送速度は 148.71kbps(18.58kB/sec)、平均データ転送速度は114.49kbps(14.31kB/sec)、転送時間は36.630秒。
次は Web アクセラレーター「Michelle(高速)」使用。

最高データ転送速度は 254.23kbps(31.77kB/sec)、平均データ転送速度は 148.48kbps(18.56kB/sec)、転送時間は28.110秒。
最後に Web アクセラレーター「Ian(さらに高速)」使用。

最高データ転送速度は 383.53kbps(47.94kB/sec)、平均データ転送速度は333.07kbps(41.63kB/sec)、転送時間は10.960秒。
といった感じで、Ian では画像が粗いモノクロになってしまうものの、体感速度としてはかなり速いという結果が出た。